だから不倫が終わらないのです。完結編
いよいよ長かったシリーズの最終章です。
昨日は信じたい病に恐ろしさの事に触れました。
信じたい病は百害あって一利無しです。
早目に気づき、方向転換が必要です。
不倫に巻き込まれた方
多かれ少なかれ、信じたい病の症状が出ております。
その方々によって出方が変わるので
一概には言えません。
この妻は
【不倫は終わった事】
という基本的な信じたい病です。
ただ、これも崩れていくこととなります。
それでは本題へ
～～～～～
夫の会社は
本社が東京にありますが、関西支社があり
関西支社でも重要なポストに着きました。
重要なポストと言えど、役員である夫。
そこまで頻繁に関西支社に行く必要はありません。
それは東京本社にしても同じ事。
所謂、重役出勤が認められている立場です。
しかし、妻はそのことは知りません。
本社と支社の往復をしていると信じております。
以前よりも格段に増えた関西出張。
月の1/3は関西に行っている計算となります。
妻にはホテル泊をしている事になっております。
しかし、接待と称する飲み会が多く
ホテルに戻るのはとても遅い時間。
飲み会の写メもホテルの写メも変わらず送られてきております。
そして、またまた登場する極めつけの事実。
夫は関西に一軒家を購入しておりました。
当然、そこに住んでいるのは？
愛人とその子供たちです。
関西出張の時、ゴルフと称して泊りで出かけた時この大阪の別宅で過ごしているのです。
近所の方々は随分年齢が離れているが
とても仲の良い家族として捉えているようです。
夫が関西から戻る時、夫の工作は今も変わっておりません。
妻が駅まで迎えに行くこのアクションにも変化はありません。
妻に見えている夫の優しさも今まで以上です。
この妻がハートスペースへ相談に来られたのは
妻に取って、不倫が全て終わったと確信（勘違い）した後。
・許せない気持ちが消えない
・夫婦再構築はどうしたら良いか？
・夫婦カウンセリングを受けたい
という事でした。
初回はお一人でのカウンセリング。
ＨＳの判断は？
・不倫が終わる理由がどこにもない
・隠されている部分が多すぎる
・夫の態度の変化に違和感しか感じない
・何よりも妻が夫を信じすぎている
細かく言うとまだまだ理由はあるのですが
【水面下確定】
という判断をしました。
しかし、妻は納得しません
。何故かＨＳを説得、納得させるために数回のカウンセリング。
とにかく、調査を入れた方が良い事を伝え続けました。
妻は云わば、我々の間違いを指摘するために調査を入れました。
理由はこのような状態ではありましたが
数日間の調査。夫の出張に合わせて行われました。
結局、新事実が出てしまったので
全て調べ上げる事に。
その結果が前述した通りの事です。
結果に応じ、戦う事を提案したのですが
この調査結果が上がったと同時に、この妻はハートスペースから去りました。
ですので、結果どのようになったのか？
これは知る由がありません。
果たして今はどうなっているのか？
離婚をしたのか？
仮面夫婦になったのか？
問題を解決できたのか？
夫婦再構築へ進んだのか？
ご想像にお任せします。
もしかすると、この事実を妻は知りたくなかったのかもしれません。
もしかすると、薄々勘づいていたのかもしれません。
～～～～～
いかがでしたでしょうか？
兎に角、反面教師で読んで頂ければ幸いです。
この妻がＨＳから去った理由は一つ。
わかりますよね？
自分の説が全て崩れ去り
そして
妻のプライドが大きな弊害となりました。
もっと早い段階で
不倫発覚時にＨＳの元に来てくれてさえいれば・・・
と今もたまに思い出す案件です。
ただ、その隠された事実を暴けた事。
そして、無理難題を聞いて踏ん張ってくれた探偵には感謝です。
調査力は勿論の事、聞き込み力
そして直感。
ＨＳが信頼を置いている探偵とは
バチバチにやり合う事も多いです。
ＨＳと探偵が共通している認識
それが、
【相談者さんに取って最善か？】
です。
纏めとして、もう一度お話しますが
このシリーズは必ず
反面教師として読んでくださいね。
お粗末様でした<m(__)m>
