だから不倫が終わらないのです。その７
何度も繰り返しになりますが
ＮＧ行動もそうではない行動も混在しております。ただ、基本的にＮＧ行動路線となります。
反面教師でお読み頂ければと思います。
昨日は
夫の行動の違和感
についてお話しました。
これが渦中だと認識している状態だった場合は？捉え方も変わっていたでしょう。
～～～～～～
『○○さん出張が多くて大変だよね』との事。
たしかに多い時は月に３回ほど行きます。
最近はぐっと減って月１から２回出張がない月もありました。
『言おうかどうか悩んだんだけど昨日妻と話してね。』
何だろう・・・この時奥様は全く予想しませんでした。
そこから続く沈黙の間。
奥様は過去の不倫の事なんだろうと結び付けました。
このご主人が言いにくそうに始めました。
『○○さんの不倫の話は知っているよね。奥様にバレたと言ってたから』
奥様はやっぱりと思いながら少しだけ違和感を感じました。
・浮気の事実を知っていることは主人には伝えてないはず
・その後は仲良しになったのでもうそのことは終わった話のはず
奥様はこのご主人に『もう終わった事ですから』と話しました。
その瞬間のこのご主人溜息とともに
『やっぱり・・・』
との事。
奥様は脳天に電気が走りました。
それとともにグラスを持っている手がガタガタと。
その後の話は正直あまり覚えてません。
覚えているのは
・もう５年くらいの付き合い
・出張の際に監視が高くなったので出張を減らした
・実は出張は２か月に一度ほど
・今はこちらに呼んでいるだという事。
奥様は今までの楽しかった生活ご主人の優しい眼差し休日の家族で過ごした日々これらが走馬灯のように巡っていきました。
ただ、この奥様の頭に浮かんだのは
『今の生活を崩したくない』
『今は話をするべきではない』
『何とか普通を装わなければ』
でした。
そして、一番大きく思ったのが
『あの女が！！』
でした。頭の中がグルグルしているうちにこの奥様が戻ってきました。
『そういう事らしいよ』
その言葉にも頷く事しかできず。
何故か涙は流れませんでした。
おそらくどこかで気づいていたのかもしれません。
セミナーやワークで伝えられた言葉これを繰り返し、呪文のように唱えてました。
【許そう・赦そう・ゆるそう】
そして
【自分は何が悪かったのだろう】
と。
その後、ご主人が戻ってきたと同時にこのご夫婦はその場を離れました。
明らかに様子のおかしい奥様。
ご主人は、いつものように優しい眼差しで
『調子でも悪いの？酔っちゃった？』
と背中をさすってくれます。
奥様は頷く事もできず返事を返す事もできずそれを察したご主人は
『今日は早く帰ろう』
と忘年会の２次回には出ることなくその場を後にしました。
そこからタクシーで帰ったのですが一言も話す事もできず。
家に着き奥様は力尽きたようにベットに入り込みました。
ご主人はシャワーを浴びベットに来ました。
後ろから抱き着かれました。
それが、合図だったのですがその気にはなることはできず初めて寝たふりをしました。
その日は一睡もできず朝になり、ご主人を送り出しいつも、相談に乗ってもらっている方にアポイントを取りました。
『何とかしなきゃ！』
この思いだけでした。
電話での相談昨日起こった事を伝えました。
その優しい声に涙が出てきました。
ようやく落ち着きを取り戻しその方から伝えられたこと
・５年も続いていたとしても今の時点で離婚の話がでないのなら離婚はご主人も考えてない
・いつまでも続く浮気はないから
・とにかく、今まで以上にご主人に尽くすこと
注意点として
・今までご主人に甘えすぎていたから今度はご主人も甘えさせられるように
・家はご主人の唯一の安らぐ場所しっかり掃除をして居場所を作ること
・絶対にこの事を問い詰めたらダメご主人の気持ちが離れていく
・証拠を撮ったほうが良いのでは？と聞いたら離婚をするのなら、それでも良いでも修復をしたいのなら証拠を撮る行動は絶対に避けて
①探偵へ依頼する
②携帯をみる
③鞄を漁る
④今日の行動を聞く
とにかく今まで以上に褒めて今まで以上に認めてあげてそうすれば奥さまの価値に気付くから
とのアドバイスを貰いました。
ようやく、奥様に一筋の光が見えてきました。
反対に、
『このピンチをチャンスに変えよう』と。
～～～～～
赤字の部分、思い当たることはありませんか？ありますよね。
ここでの判断で左右されます。
この奥様は【逃げ】と【蓋】を選択しました。
確かに離婚はないかもしれません。
この時点で、目標設定が【離婚されない事】になってます。
これでは解決できませんね。
