だから不倫が終わらないのです。その4
このシリーズはNG行動を行ってしまった妻のお話です。
反面教師でお読みください。
真実を知るという意味から、調査は有効だという事をお話しました。
ただ今回のミスは調査を途中で終了したこと。に繋がっていきます。
奥様が駅で待っていると疲れた様子のご主人が改札から出てきました。
奥様を見つけるとニコニコして帰ってきました。
車に乗り込みいざ出発の時フワァと良い香りがしました。
?になった奥様はなぜか、気にする事もなく車を走らせ家路に。
自宅に着きご主人は風呂に入り大量の洗濯物。
パンツチェックをしてはみたもののシミらしきものは何もない。
『やっぱり私の考えすぎだったんだ』
と安堵の表情。
奥様は罪悪感からかご主人に夜の営みを求めました。
でもご主人は「ごめん。疲れてる」との事。
長旅の疲れがピークに達しているご主人はすぐに眠ってしまいました。
それでも、奥様は不安な数日間から解放され久々にゆっくり寝ることができました。
それからと言うものとても落ち着いた生活を送っていきます。
ご主人はというと、いつも機嫌が良く帰りも早くなり、休日は家族サービス。
もちろん、今まで以上に夜の営みも増えました。
それは、奥様があるセミナーに参加して色々学んでいる賜物とも言えます。
ご主人の出張から、丁度一か月経った頃、出張中に依頼していた探偵社から
調査報告書が出来上がったと連絡が入ります。
『今更貰ってもなぁ』
という気持ちと
『どこに隠そう』
という気持ちが入り混じり複雑な心境になるのでした。
調査報告書の受け渡しにホテルのロビーを指定されたのでそこに出向き、探偵と話をしました。
報告書には2泊3日分。そして、
ビジネスホテルに入って行く姿
ホテルから出てくる姿
多少のピンボケはありましたがご主人が写ってました。
探偵からの報告によると
・目立った動きはなかった
・真面目に仕事をしていた
・飲み会ではハメを外している姿だった
・しょっちゅう携帯をいじって写メばかり撮っていたそして
『ご主人は白で間違いないと思います。』
との事。報告書の写真は
ご主人がホテルに入り出る場面のみ。
飲み屋さんでは、カメラを出せなかった。
移動中の写真は必要ない。
との事でした。
ご主人が送ってきた写メと探偵の報告が合致していたので疑う事もありません。
調査料金は支払ってあったので経費の精算となるのですが経費が40万円也あれ?
とは思いましたがごねるのも怖いので言われた通りの料金を支払い、報告書を受け取り、その場を後にしました。何よりもうれしかったのが
探偵から【白】と言われた事。
調査報告書はしっかり封をして実家に保管する事としました。
切りが良いので今日はここまで。
今日のポイントは
浮気を疑った奥様が自分を責めてしまったこと
ご主人の言動に左右されていること
そしてあるセミナーに通っている事それにより結果を出している事
極めつけは探偵への調査依頼出張中、すべてついて貰う予定だったが探偵に連絡を取った時調査を終了していたこと。
実質3日間。最終日は調査を行わず打ち切っていたこと。
です。
ここからが悲しいかな・・・です。ガラガラと信頼と信用天にまで昇った奥様の気持ち全て崩れ落ちていきます。