浮気発覚後に夫婦関係を再構築するメリット
夫の浮気や不倫が発覚。夫の浮気や不倫が発覚。
ここからは、妻の地獄の日々がスタートします。
「離婚になるの？」
「離婚は避けたい」
「愛人に本気なの？」
「離婚を考えているの？」
「どこまで本気なの？」
「何を考えているんだろう」
はじめは、多くの方が現在の生活を失うことへの不安を抱えることが多いです。
そして新たな感情が生まれてくる。
その多くが怒りです。
浮気・不倫被害者救済センターでは、離婚は一つの選択肢と考えております。
浮気・不倫問題が起きてしまったら、
『大抵、離婚案件である』
という認識が、一般的に無さすぎるのが問題です。
そもそもが軽く考えすぎです。
シタ人を信用するのは一生無理ですから、不安を抱えながら生活するよりも、
誰にも足を引っ張られない自由な人生を選択することは、とても正しく理にかなった道です。
そして、その後、安心と安定の中で自分再構築をしていくことで、これからの人生をより良いものにしていく力も備えられます。
では、夫婦再構築を選択することは、間違いなのか？
それは、違います。
間違っているのは、我慢に我慢を重ねた『離婚回避』や、蓋をするだけの『夫婦修復』どまりにしてしまうことです。
再構築の選択までには、相当な時間と覚悟が必要になりますし、
そこに至るまでに、様々な経験を経て、その上で出した結論であれば、必ず幸せを掴めることと思います。
では、夫の浮気や不倫が発覚した後に再構築をするメリットってあるのでしょうか？
これは沢山あります。
現実問題から言ってしまえば、お金の事は大きいですよね？
共働きであっても、専業であっても、夫の稼ぎは家計を担う収入源としては大きいです。
離婚をすれば、その収入源を失うことになります。
やり直そうと決め、離婚しなければ、その収入源を失うことはありませんから、
それは大きなメリットだと考えられます。
他のメリットは？
お子様の小学校のお受験や中学受験。
私立の学校に行かせたいと考えているのでしたら
やはり両親が揃っていた方が有利であるというお話は聞いたことがあります。
習い事もありますし、どんどん成長していくので衣服代も掛かります。
入学、卒業とこれもまたお金が掛かってきますよね？
その不安が軽減されることが大きいと考える方も多くいらっしゃいます。
しかし、お金のことなどは、
結果論に過ぎないということを忘れないでいただきたいのです。
親御さんの関係性というものはお子様に必ず多大なる影響を与えます。
離婚をせずとも、仲の悪い夫婦、仮面夫婦の元で育てられたお子様は、
いずれ、どこかで不具合が生じます。
また、浮気不倫問題に関する観念も植え付けられます。
生活のこと、お子さんのことが不安だからといって、安易に離婚回避や修復をした場合、
浮気不倫に関するお子さんの価値観は非常に『軽い』ものとなります。
要するに、我々も植え付けられた昭和の観念である、
「浮気は男の甲斐性」
「本気じゃなければいい」
「種まきの習性、生物学的に仕方ない」
などが同様に植え付けられていきます。
その観念のまま大人になった夫は浮気問題を起こし、
その観念のまま大人になった妻は、浮気・不倫問題を軽微なものとして扱い、
離婚回避や、蓋して修復を選んだ。となれば、子供達にとって、
『浮気・不倫は絶対にしてはいけないこと』
『それをやればすべてを失う』
という、考えになりようがないということなんです。
子供達には、浮気・不倫問題と無関係な世界で幸せに生きて欲しい。
多くのサレ妻さんの共通の願いでもあります。
だから再構築なんですよね。
そもそもの夫婦関係をぶち壊してから再構築をする。
つまり、浮気・不倫問題が起きた夫婦関係は、もう捨てるということです。
「これは、離婚と違うんですか？」
と、聞かれますが、戸籍上の手続きをするのが離婚ですから、離婚とは違います。
戸籍上は離婚届けを提出することがなく、しかし、離婚以上に断固とした決別をするのです。
今まで、植え付けられ、刷り込まれた観念の中で結婚生活を送ってきた。
しかし、その結婚生活により、浮気・不倫問題が起きた。
だから、この観念結婚をぶっ壊し、捨ててしまいます。
色々なことを経験しながら、この人とやっていこうと決めたなら、そこから、夫婦を作り直していきます。
夫婦再構築というものは、その場だけを取り繕った夫婦修復とは違います。
離婚回避とも全く違う状態になります。
夫婦と家族以外が存在しなくても良い世界。
大げさに言ってしまえばこんな世界なのです。
夫婦修復でもなく
離婚回避でもなく
仮面夫婦でもなく
夫婦再構築というものとしっかり向き合っていくことができれば、
夫婦にとっても、お子さんや、その他のご家族にとっても、
メリットしかないと思います。現実的なお金のお話を最初に書きましたが、
実は、それは、自分の努力次第でなんとでもなるものだったりします。
世間体も同じ。お受験も同じです。
今時、そのことがそこまで大きく影響することなんてないでしょう。
しかし、結果論として、夫婦が力を合わせて、
家庭やお子さんを守っていけるのは、とても幸せで理想的なことだと思います。
また、経済の不安や、将来へい不安も軽減されるなら、それは精神的にも良いことだと言えます。
メリットではありますが、前提として、2人で力を合わせられる関係性が築けていれば。の、話です。
信頼関係もないし、話し合いもできないし、おまけに水面下だけど、
経済的な事情や、世間体のために離婚を回避する、蓋して修復の形を取る。
なんてことをして一時的に不安を免れても、
一緒にいるが故に苦しめられることもあります。また、ご自身に力がある方は、足枷を外して自由に飛び立ちたいと思うでしょう。
だから、離婚という道は大賛成です。
夫婦再構築の方が足並みそろえてですから、
面倒だし、大変なことが多いです。
ただ、その分、成し遂げたことがあれば、喜びも大きく分かち合うこともできます。
離婚しなくてよかったなーーーって、10年後20年後に思うことはあるかもしれないですね。
実際、夫婦再構築へ進まれた方は、
特別に意識されることもなく、それが必然であったと実感されてると思います。
そして、夫婦再構築へ進んだ場合、
やはり、過去がつきまといますので、妻に
「忘れろ！」「信じろ！」
とかって強制するような無能シタ夫には難しいことと思います。
その過去を払拭するようなかなりイケてる男にならない限り、
いつ妻に見限られるかわかりませんので、魂の鍛錬を一生続けることができるという最大のメリットがあります。
また、お荷物を背負うだけの『離婚回避』や『修復という蓋』という我慢をし続ければ、
それは、人生において、最大の怠りの罪となります。
それに比べて、似て非なる再構築は、魂磨きとロマンの連続です。
実際に、カウンセリングを受けられて、その違いを理解される方は多いです。
また、夫婦再構築の形が、本当に十人十色であることも、
実際に取り組まれた方しか実感できないと思います。
また離婚後も人間関係は続きますので、そこでも新しい関係性が築けます。
これは、元夫婦再構築ってことになるんですかね？何はともあれ、
ご自身の観念を取り払う意識改革が要となります。
