愛人へ向いてしまう妻の怒り
夫の不倫が発覚し、夫を問い詰めた。
しかし不倫をやめようとしない。その上
「もうお前とは無理だ!離婚だ!」と言われてしまった。
どうしたら良いかわからないという気持ちから
気持ちはもやもや心はもやもや、夫の事はコントロールできないと思ってしまい
愛人に対して怒りや恨みが向いてしまう方も多いです。
あの女さえいなければ!あの女さえいなくなれば!
これも良くお伺いします。
たしかにあの女がいなくなれば不倫も終わるでしょう。ただし今の不倫です。
そしてあの女がいなければ不倫問題も起こらなかったかもしれない。
愛人の存在がなぜ生まれたのか?なぜ不倫が始まったのか?
これは圧倒的な数の差で夫から始まっているケースがほとんどです。
決定権が夫にあるという意味合いも含まれます。
その誘いに乗る方も乗る方ですが、誘う側と落とす側この順番なんて関係ないのです。
最終的な決定を誰がしたか?一目瞭然ですよね?
夫は夫でこの愛人と関係を持つために嘘も多いにつきます。
家に居場所がない、愛されてない、子供中心だ、妻も浮気をしている等々
愛人の情けから関係が始まる事も多いです。
夫自身も愛人に言ったセリフが真実なのか?その場限りの事だったのかわからなくなります。
そして妻に追求される日が来る。
お決まりの逆切れが出てくる訳です。
一方色々な事を吹き込まれている愛人はと言いますと
悪い妻から夫を守る正義のヒーローのような感覚になっている訳です。
夫と愛人の間では妻が悪者という共通認識が生まれ、不倫を正当化していくようになります。
妻であるあなたが愛人と対峙した際に愛人の態度が反抗的だったとしたら間違いなくこのケースが当てはまります。
愛人は妻から彼を守っている感覚ですから。
しかし、そもそもこのように愛人がなってしまった、愛人を洗脳したのは夫なのです。
だから恨み辛み怒りで愛人に対峙してしまうと失敗の元なのです。
あのブス女が!メス豚が!
のままですと不倫は解決しません。