逆ギレの教科書
「妻の問い詰め攻撃を撥ね返す!!逆ギレ厳選10言!!」
<喜びの声>
「これを実践し2日目で妻がおとなしくなりました!
このマニュアルのおかげで浮気を責められることがなくなりました!」
こんな本やテキスト・・・どこかで流通されてません?
まぁ、冗談ですが。。。
つまり、何が言いたいかというと、それだけ浮気がバレた時の逆ギレにはオリジナリティがないということです。
己の正当化ができ、なおかつ妻(夫)をギャフンと言わせ、黙らせるための言葉などそうそうないんですね。
だから、みーんな同じこと言っちゃう。
言われた方は、グサグサきてますし、この言葉によってぶった斬られ、
自分のせいだと思いこまされ、
出口のない地獄にまで突き落とされるわけですから、
いざ、関係を修復・再構築しようと決めた時には、この言葉を非常に重要と捉えます。
(根に持つこともアリ)
ちょっとしたことで夫婦喧嘩になった際、
「あなたはまた我慢してるって言うんでしょう?で、また浮気するんでしょう?」
「またあなたは勝手に自分の居場所がないと思い込んでるのね?私も子供たちもこんなにあなたに気を使って生活してるのに!」
「あなたは家族の前でまた嘘の自分を演じてるの?本当の姿ってどんな姿なの?あの人には見せたくせに私達家族には見せないの?」
重要なんですよね。
言われた方にとっては。
その言葉に怯え、必要以上の努力をしてきたわけですから、当然といえば当然です。
しかし・・・残念なことに逆ギレした側というのは・・・
浮気がバレてテンパっちゃってとにかくその場を優位な状況で逃れることしか考えてないわけですから・・・
正直、「何を言っちゃったか覚えてません」とか
「そんなこと言ったっけ?」が本音だったりします。
でも、喧嘩のたびに、パートナーにその部分を指摘され続けるので、数回目には覚えます。
覚え方としては・・・
「そういえば、そうだった。オレは色々なことを我慢し続けて、居場所もなく、本当の自分をさらけ出すこともできず、苦しい生活の中、仕方なく浮気・不倫に走ったんだった。
なのに、それがバレ唯一の安らぎも失い、こうして針のムシロの生活をしてるというのに、償いのためとはいえ、限界まで努力して家族に尽くしているというのに、これ以上オレに何を望むんだ?」
ですよ。
実は、知らない間に浮気・不倫被害者はひとり増えているのです。
この事実も、実は教科書に載ってる?
としか思えないほど。
「どんなに謝っても許してもらえない。どんなに尽くしても報われない!だから、再び、心の癒しを求めて彷徨っています」
という、浮気再発者が後を絶ちません。
自らの裏切りにより、パートナーをぶった斬って、地獄に突き落としておきながら・・・
反省したからごめんなさいと言って、許されると思うのは・・・激甘!
それを受け入れてもらえないからと言って、またもや「優しく慰めてくれる誰か」を探し求めるなど言語道断!
そんなに辛くて耐えられなくて、被害者ヅラしかできないのなら、キッチリ責任を果たしパートナーを解放してあげるのもひとつの愛情です。
「でも・・・子供と離れたくないし・・・妻のことも嫌いではないんです。
ただ、いい加減許してくれてもいいんじゃない?しつこいんじゃない?とは思ってしまいます・・・」
そんな方にはお聞きします。
「あなたは謝ったり、お手伝いする以外に奥様の心のケアをしてきましたか?」
「してるつもりですが?というか、心のケアってなんですかね?」
やはり。。。
心のケアとは・・・まずは、パートナーの立場に立って物事を考えること。
悲しさ、辛さ、苦しさ、やるせなさ・・・
それを我が事のように理解することです。
自分以外の人間の・・しかも、現在敵対し合ってしまっている相手の心を理解するなんて難しいですし、無意識に拒絶反応が起きているのかもしれません。
でも、そこをクリアしない限り、あなたが傷つけたパートナーはいつまでも不安で暗くて怖い場所にひとりぽっちでうずくまっている状態から抜け出せないのです。
夫婦喧嘩のたびに、浮気したことに立ち戻り責められ(という思い込み)、またぶった斬って突き落としたりしてませんか?
いわゆる、逆ギレを繰り返していませんか?
いい加減、気づきましょう。
パートナーが責めているのは過去の過ちのようで、
実は、自分が助かり逃げるためなら平気で相手をぶった斬って突き落とす、その思いやりのなさです。
そして、この期に及んでまだ己の正当化を続けることで精一杯なあなたの幼児性です。
キツイ言葉で書いたけど逃げたくなっちゃう気持ちもわからなくもないのです。
気づいた時が変身のチャンス!本物の男の優しさ教えます!