不倫をしている夫には言葉は通じない
3万5千件近い相談をお受けしておりますと一定のパターンも見えてきます。
「気持ちは閉じ込めずに伝えよう」というようなアドバイス。
「離婚はしません」というアドバイス。
「不倫はやめてください」というアドバイス。
「私はあなたの事を愛してます」というアドバイス。
「家族は皆、あなたが必要です」というアドバイス。
残念ですが伝えたところで、不倫が終わる事はありません。
不倫が続いている間は何を言っても通用しません。
何か響いた瞬間があったとしても、愛人と連絡を取れば消え失せます。
ただし、夫から「離婚したい」と言われ了承してしまったケース。
自ら「離婚します」と言い出してしまってケース。
この場合は「離婚はしません」と宣言を撤回してください。
結局、この気持ちを伝えてみるという事を試したと同時に、サレ妻さんは信じたい病になります。
浮気をされてどれだけ辛かったか、嘘を付かれてどれだけ悲しかったか、これらを伝える方もいます。
サレ妻さんは、これを伝えるだけでも、手は震え、汗が出て、動悸がして、吐き気、涙が出てくる。
意を決するどころの騒ぎではありません。
この場合は間違いなくご主人にも伝わります。
ただ、それをどうとらえるか?これはサレ妻さんの想像とは違う方向に進みます。
もしあなたが浮気をしているご主人に何かを伝えたいのなら浮気自体が終わり、1対1になった時この時しか伝わらないのです。
だって愛人はこんな面倒くさい事を言い出しませんから。
だから伝えた所で不倫が終わる事なんてないのです。
でも、終ったと思えてしまう状況にされてしまう事は簡単なのです。
それはあなたが燃え尽きてしまうから。
その上、あなたの観念が邪魔をする訳です。
いわゆる、信じたい病ですね。
もしこの時にご主人が反省してそして謝罪をしたこれは過去に対しての言動現在でもなく過去に対する言動です。
浮気・不倫の原因はあなたには存在しないこの、逆が起こり出してしまう訳です。
ご主人に気持ちや言いたい事があるのなら、愛人排除が済んだ後にしてくださいね。
この順番は本当に大事ですよ。
もしあなたの中に「ここまで行っても伝わらないのなら」と考えたとします。
ただこれは計算なんです。
計算した時点で気持ちは伝わりません。
泣きじゃくって気持ちを伝えた、嗚咽して伝えた、我慢しきれなくなり暴れて伝えた、落ち着いてゆっくりと伝えた、それでも不倫は終わるものではないのです。
あなたに張り付いている観念が邪魔をしているのです。
その観念を一枚一枚剥がして言った時、意識改革Ⓡが進んだ時ですね。
その時どう感じるか?その時にどうしたいか?ここにしか、真の答えはありません。
自分の気持ちを大切にする、これもまた同じなのです。