絶対にお子様の心だけは守ってください
夫の不倫から、子供が体調を崩した、子供が不安定になったという話は多いです。
おねしょが始まってしまったり、幼稚園に行きたくないと言い出したり、不登校、悪い友達との付き合い。
身体症状では、起きられない、寝られない、下痢が止まらない、その原因は定かではありまえんが、夫の不倫が起因しているのなら可能性はとても高いです。
日本の家なんて、どこにいても声は聞こえます。
ふすま一枚だったら筒抜けです。
不倫が発覚してから、毎日喧嘩をしている。
お子様が不安になって当たり前です。
子供の前で喧嘩をするなという事ではありませんよ。
父親が悪い事をして、妻が怒っている。
という姿を見せる事はとても大切な事です。
その後が大事なだけです。
また、このケースも目立ちますが、お子様を相談相手にしているケース。
お子様はパパのことも大好きです。
愚痴や不平不満をお子様に言うの事は言語道断です。
浮気・不倫問題が勃発し、家の中は悪い空気で溢れかえっているでしょう。
お子様は我々大人に比べ、観念が少ない上に感受性が高いです。
その空気を感じ取らない訳がありません。
先ずはお子様のサインを見逃さないようにしてください。
問題行動が出た場合は分かりやすいかもしれませんが、逆に、甘えてくるようになったり、明るくなったり、そばを離れなくなったり。
実は、お子様が「なんとかしなきゃ」と責任を感じているのです。
よくよく相談者様からこんな言葉を耳にします。
「子供がいなかったら離婚してます。パパのことが大好きなので奪う訳にはいきません。」
先ず、子供がいなかった場合の想像はやめましょう。
少し飛躍しますが、一人でも子供を幸せにする!くらいの気持ちは持ってください。
お子様は自分では何も決められません。
親御さんの助けが絶対に必要なんです。
何度も言いますが、浮気や不倫は連鎖します。
あなたのお子様が同じ思いをしたら?
そして、一番やってはいけない事、それは、今起こっている事をお子様に伝える事です。
相談相手にしてしまうということです。
お子様に全てを話すという事は、お子様に「一緒に背負ってね」と言ってるのと同じです。
お子様は事実はわからなくても、何かが起こっている事は十分に理解しております。
お母さんであるあなたがご主人の事で不安になっている。
それを背負わせてどうするんですか?
まずは精一杯の愛情でお子様を守ってください。
内容なんて話す必要はなく、安心さえさせられればいいのです。
それには、一人でも子供を育てる!幸せにする!この気持ちが大切です。
なんでも話せる親子関係、これはとても素晴らしいように見えますね。
しかし、お子様にもあなたの傷を背負わせているという事を認識してください。
大人びたお子様、冷めきっているお子様、目がビー玉みたいなお子様、沢山見てきました。
そのお子様たちの多くが母親の愚痴を聞く相手になっております。
だから、お子様を相談相手にしないでください。
これは児童虐待ですよ!