不必要なプライド
プライドの話は良くさせて頂いております。
本当に必要なプライド、捨てた方が良いプライド。
「愛人には負けたくない」これはいらないプライドです。
ここに縛られると、叩きたい病やぎゃふん症候群を誘発します。
結局、愛人に攻撃をしたら、やった気になってしまうんですよね。
だから勘違いが生まれてしまうのです。
当然、愛人にはそれ相応の責任は取ってもらいますのでご安心下さい。
ただ、叩きたいだけ、ぎゃふんと言わせたいでやったらダメという事。
愛人に対しては事務作業でしかありません。
夫が浮気、不倫をした原因は、私が冷たくしたから、私が構ってあげなかったから、セックスを断ったから、子供ばかりになっていたから。
この上から目線になってしまうサレ妻さんは、愛人が敵だと思っております。
私にも悪い所があったので・・・と言いつつも、愛人が敵になってしまっております。
常に、あの女さえいなければと夫の事は無視しております。
それだけプライドが高く、闘志を燃やしているのに、夫には滅法弱いと言う特徴もあります。
【千と千尋の神隠し】は観たことありますか?
この物語に登場してくる湯婆婆、と坊の会話。
坊の台詞に注目です。
坊 血なんかへいきだぞ。あそばないとないちゃうぞ。
千 待って、ね、いい子だから!
坊 坊とあそばないとないちゃうぞ……ぅええ~~……
千 お願い、待って!
【湯婆婆と坊の会話から】
坊 千を泣かしたらばぁば嫌いになっちゃうからね。
湯婆婆 そ、そんな……
わかりますか?
『まだその話をするのか!終わった事なんだ!
いつまでもその話をするのなら離婚だな!」
『自分が何してきたのかわかってるのか!だったら別居でもいい」
このご主人からの台詞が飛び出し、そんな・・・。私が悪かったごめんなさい。
一生懸命、ご機嫌取りの日々になっていきます。
そして、私が悪かったんだとなり、愛人に執着も燃やしていく。
あなたはプライドを持つべき場所を完全に間違えてます。
夫婦関係で上下関係ができている、夫の事を律する事ができない。
法での解釈ではなく、これって破綻と言いませんか?
あと一つ、自分が変わらないとダメはごもっともです。
ただ、変わらなければならない部分、変わらなくても良い部分を間違えないようにして下さい。
多くの方は変わらなくて良い部分に注目しすぎです。
あなたが守らなくてはならないのは、あなたの尊厳であり、あなたの自尊心です。