不倫の解決をする事と、夫婦再構築をする事は違う事
いつもいつもお話ししている事ですが、不倫問題と夫婦問題は全くの別物です。
不倫解決以前の方、水面下だったり渦中の方は受け入れがたいかもしれません。
一方、不倫解決後の方にはとても大切な事をお伝えします。
不倫問題を解決することと、夫婦再構築をする事は=では繋がらないのです。
ただ、夫婦再構築に進む条件としては、不倫は解決していなければなりません。
結局の所、夫婦再構築へ進むという事は全ての事を背負う覚悟はできてますか?という事なのです。
以前もお話しましたが、加害者と被害者は簡単に入れ替わります。
あなたから取ったら夫と愛人は加害者です。
夫から取ったら、あなたが加害者であり、愛人から取ったらあなたが加害者なのです。
これは法律云々の話ではなく、気持ちの話です。
あなたの中で、不倫をサレたのに加害者になるのはおかしいと思ってますよね?
特に愛人に対しては、その気持ちだと思います。
だから自分を被害者にしておきたいという隠れた気持ちも良く分かるのです。
愛人に対して、何の攻撃もせず、夫も責めず、自分だけが反省して、自分だけが我慢する。
被害者感情の方が楽ですからね。
ただそれはあなたの独りよがりです。
目指すところが夫婦再構築だとしたのなら、夫の犯した罪、夫の作った借金、夫の落ちた信用、夫の積んだ業
これを全部一緒に背負うという事です。
また、愛人に対しての罪、愛人のご家族に対しての罪、お子様に対しての罪、家族に対しての罪、関わった方に対する罪、職場で失った信用。
などなど、まだまだ沢山ありますよ。
これを全部一緒に背負うという事です。
浮気・不倫問題というものを行った、夫の罪の深さといったら相当なものなのです。
愛人が未婚だったとしたのなら、結婚のチャンスを奪った、妊娠させた、傷をつけた。
愛人が既婚者だったのなら、相手のご家族を壊した、家庭崩壊に追いやってしまった。
夫婦再構築に進むという事は、そこまでの覚悟があなた自身にあるかどうかなのです。
夫の不倫を放置してしまっているあなた。
それがどれだけの影響があるか?という事を知ってください。
愛人を排除するまでは、被害者意というものが原動力になりますので必要です。
その後再構築を目指すのなら被害者から抜けていかなければなりません。
だって加害者になるんですから。