妻の納得と現実は違うかも
よく相談者さんにはお話ししますが、自分の納得を判断材料にしない事という事をお伝えしております。
夫が肌身離さずスマホを持ち歩いている、風呂場にもトイレにも持っていく。
探っていったら不倫をしている事が分かった。
その事を妻は夫に追及した。
夫は不倫はやめると言った。
妻はこの時点では半信半疑な訳です。
でも夫がスマホに興味を示さなくなった
夫がスマホを放置するようになった
その姿を見て、妻は不倫が終わったと確信した。
この話、客観的になって読めば、終わる訳ないじゃん。
という事はわかりますよね?
ただ主観的に見てしまうとわからなくなるものなのです。
だからこそ、自分の納得を判断材料にしたらダメなのです。
妻が追及するまでの夫の態度は冷たく、きつく当たってくる夫。
その日々は辛かったと思います。
でも不倫の事実を突き付けたら、夫が以前のように優しくなった。
としても、絶対に「よかったですね」とは言えません。
不倫というものに巻き込まれてしまいますと、妻も正常な判断ができなくなります。
将来をお美恵がいて夢を持つ、自分にも原因があったと反省する、夢ばかり追っている、何かの集いにハマる、マニュアルに手を出す。
これらがはっきり言いますと【サレラリ】の状態なのです。
問題に全部蓋をして
夫が自ら反省しなければ意味がない、私が変わる事が先、私はサレ妻じゃない。
こんな決まり文句を言っております。
そして、心理系、潜在意識、波動など見えない世界に興味が出始めてしまいます。
あなたが教えを乞う相手は本当に幸せでしょうか?
それってアピールではないですか?
自分自身が不倫問題の渦中にいるのに、心理等を学び、カウンセラーとなっている方が大勢います。
何よりも大切なのは不倫の問題解決なのです。
意識改革は必要ですが、それは蓋の仕方や誤魔化し方ではないのです。