内容証明では不倫は終わりません
内容証明を送ってしまいました・・・
という相談は多いです。
その時の気持ちとしては、これで不倫が終わるなら、痛い目に遭わせたい、法律家の強み、直接対峙したくない。
という事が殆どだと思います。
中にはうたい文句にやられてしまい、言われるがままに送付したと言う方もいるでしょう。
ただ、内容証明を送るという事の意味を勘違いしている方も多いです。
内容証明は伝家の宝刀ではありません。
内容証明に従わなくても何ら罰則はありません。
威力はさほどありません。
内容証明はただのお手紙なのです。
内容証明が送られてきたら何等かの衝撃は相手に伝わるとは思います。
でも内容証明を送られてきたら、まずはネット検索か?誰かに相談しますよね?
法律家への相談がやはり多いでしょう。
弁護士に相談した場合「相手の出方を待ちましょう」と言われるのがオチ。
また忘れてはならないのは、内容証明を送るという事は愛人に対しての宣戦布告です。
内容証明で慰謝料請求をしたとしても、そしてその慰謝料が支払われたとしても出所はどこでしょうか?
ご主人が用立てていたというケースは多いですよ。
借金などが無い状態でしたら、銀行に行けば年収までは貸してくれます。
内容証明のおかげで愛人と夫の中を深めてしまうのです。
もしあなたがどうしても内容証明を送りたいというのなら必ず弁護士名で送ってください。
先ほどお話した通りに内容証明は宣戦布告です。
裁判まで進む事を考えてますか?
何年も掛かるかもしれない裁判に耐える事ができますか?
内容証明を送る際はそこまで考えて送らないと取り返しのつかない事態になります。
内容証明を送る法律家はあなたの将来まで考えてません。
それが仕事だからです。
はっきり言わせて頂ければ、内容証明を送るという事は、水面下へ誘導しているようなものです。
ハートスペース調べでは内容証明を送って不倫が終わったケースはゼロです。
年間3000件も相談をお受けしているのにです。