法律脳になってしまうと・・・不倫は
いつもお話ししておりますが、不倫の解決を目指すのなら、切り分けなければならない事が大切になります。
夫婦関係と不倫問題の切り分け
不倫の罪と不倫の解決の切り分け
不倫の解決と夫婦再構築の切り分け
不倫の罪と夫婦再構築も切り分けなければならないのです。
ちょっとわからないですよね?
夫の仕出かした不倫の罪は不倫の解決と夫婦再構築との議論の対象にはなりません。
不倫は夫が悪いのは当たり前の事、愛人ももちろん悪い。
でも夫婦関係として考えた場合は双方に悪い所があるのです。
結局、不倫を解決して愛人の影が無くなった、その後に妻の選択如何で進んで行く事。
再構築も然り、離婚も然りです。
当然、不倫をした事だけは夫が100%悪いです。
この状態まで理解できれば既に妻から取ったら愛人は眼中になくなるはずなのです。
だって不倫は100%夫が悪いのですから。
結果として100%で妻は夫を見ているという事になります。
当たり前の話ですが発覚当初や水面下を発見した時は愛人に目が向いてしまっても仕方がないです。
中には愛人こそが悪の根源となってしまう妻もいます。
夫の罪、違法行為とここのゾーンに入ってしまうと楽なんです。
それは被害者と加害者がはっきりするからなのです。
ただ、ここにいては不倫の解決は望めません。
妻が完全に法律頭になってしまっているからです。
残念ながら法律では不倫は解決しません。
法律でできるのは責任を負わせる事だけなのです。
罪の所在を明らかにする事だけなのです。
ただこれをしたところで不倫の解決には繋がりません。
こんなんでは不倫は終わらないのです。
そうは簡単に社会的責任を負わせることも難しい。
ぎゃふんと言わせる、これも同じですね。
痛い想いをさせたと思っているのは妻だけなんて事も多いです。
とにかく不倫は法律では解決できないです。
慰謝料請求をして愛人から支払いがあったとしても
謝罪文が届いたとしても
誓約書を書かせたとしても
これらは解決ではなく、一つのツールなのです。
これをさせたから不倫を解決なんて定義はありませんから。
水面下に潜って当たりまえの事なのです。
不倫を本当に解決したいのなら法律に対して過信しない事、法を使ったのならその直後から水面下に過敏になってください。