夫の逆切れ
夫と話し合いをして夫を責めた妻。
そうすると夫から
「オレの辛さは分かってるのか?
あの時だって○○だったじゃないか!」
と言われた方はとても多いです。
これぞ夫の常套句ですね。
それで考えて反省モードに入ってしまった妻も多いものです。
しかしどう考えても不倫をして良い理由にはならないので妻も応戦します。
『あなたは私がどれだけ辛い想いをしたかわかるの?』
と伝える。
夫はまたまた
「オレの辛さなんてお前には分からない」
こんな非建設的なやり取りが続いてしまうものです。
夫が何を言ったとしても、夫が涙を流しながら訴えてきても、その言葉に耳を傾ける必要はありません。
ネットなどを閲覧していると未だに【ご主人様の心の辛さを理解してますか?】なんてことが書かれていたりします。
【ご主人様も辛かったのだからあなた自身も反省が必要です】
と繋がっていきます。
大問題ですね。
全く不倫問題というものを理解していない証拠です。
ただ、この夫の辛さというものも間違っている訳ではないのです。
夫も夫で辛い事があった、ストレスを感じていたというのは本当の話。
ただしこれは夫が不倫という行為を起こしたからこそ、自分自身を正当化する為に出てきた事。
夫自身が辛い環境にしてしまったというだけの事なのです。
なぜそんなに辛いのか?ストレスを感じてしまっているのか?
不倫を隠さなければならないからに他なりません。
ウソを付いているからという事ですね。
隠し事をするってものすごいストレスを感じるものなのです。
でもウソを付く事が辛い、不倫を隠す事が辛いとは夫は言いません。
だから、過去の記憶を引っ張り出し、妻が発したセリフの上げ足を取り、情報を探ります。
その探し物が見つかった時に逆切れとして出てくるのです。
この記憶の塗り替えは不倫が解決したら元に戻ります。
家の中でものすごく不機嫌そうな夫もいますよね?
これらも同じ理由からきています。
結局、探られたくないからバレたら困るから不機嫌そうなフリをしているだけなのです。
だからこれ以上近づくな!というオーラを出すのです。
ですので、夫からいくら辛いという話が出ても耳を傾けない事です。
しかし「あなたは隠し事があるから辛いんでしょ!」なんて言ったらダメですよ。
それこそ逆切れの恰好の餌食となってしまいます。