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週刊女性掲載 芸能界の不倫について

カテゴリ: メディア 公開日:2018年09月03日(月)

 

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1月のベッキーと人気バンド『ゲスの極み乙女』の川谷絵音の騒動を皮切りに、第一子誕生直前に元タレントと不倫していたことが発覚した宮﨑謙介元議員、長男誕生後に5人の女性と関係があったことを告白した乙武洋匡、お笑いコンビ・アンタッチャブル柴田英嗣の元妻とW不倫をしていた元ファンキーモンキーベイビーズのファンキー加藤、20歳年下の一般女性と密会していたことが報じられた円楽。そして、知人女性と一緒にいたラブホテルで覚せい剤取締法違反などの疑いで現行犯逮捕された高知東生と、今年になって数々の不倫が発覚した芸能界。

「(夫と女性との関係を)本当に情けない話ですけど、まったく想像できませんでした」

 会見でこう語り、最後まで“離婚”という言葉を口にしなかった高知の妻・高島礼子のように、夫の不貞を報じられ、女として、妻としてのプライドを傷つけられた女性たちも離婚を選択していない。

彼女たちと同じように被害者となった女性たちの本音について、これまで1万5000件以上の相談を受けてきた不倫・離婚カウンセラー『Heart space相談室』の永松太介氏に話を聞くと、

「うちにいらした方の98パーセントぐらいが、パートナーとやり直したい気持ちで来られます。浮気や不倫問題を解決したいと思っている方の相談に乗るセンターということもあると思いますが」

 同じく、カウンセラーの米山恵美氏は、

「子どもには父親が必要だという観念、恥ずかしいという世間体。そして、金銭的なことから離婚を選択されないんです。いちばんは、相手の思いどおりになりたくないという強い思いですね。

例えば、探偵を雇って証拠をおさえて、旦那を問い詰めたら“ごめんなさい”と謝ると思っている方が、ほとんど。でも、実際は、そうならないことが多い。謝罪はしてくれたが、そっぽを向いている感じすると相談に来られ方には、旦那は、まだ不倫相手と絶対に繋がっているから、もう1度調べたほうがいいと伝えます。でも、なかなか素直には聞いていただけないですね」

“夫は謝ってくれたから、もう大丈夫”と、現実にフィルターをかけてしまう。中には、苦しい思いを抱えながら二十年以上、そのまま生活を続ける女性もいるのだそう。

深く信頼していた人からの裏切りに、正面から立ち向かう勇気を持つことは難しいこと。深い絶望を前にして、無気力状態や半狂乱になってしまう人も多いのでは?

「6~7年前までは、“ショックで何もできません”という方が多かった。完全に壊れた状態で相談に来られた子もいました。でも、いまはほとんどいません。時代が変わりましたね。“不倫された”と思ったら、すぐにネットで検索するんです。大きなコミュニティができている“サレ妻(不倫され)”さんたちのブログを見たりして、いろいろと情報を集めていくうちに、混乱して相談にいらっしゃる方がすごく多い」(米山氏)

「“この人、私に状況が似てい”るとか、“私より重症”と、自分で判断するのですが、その観念を壊さないと、問題を解決することはできません。不倫というのは、最終的に相手の女性に子どもができてしまうこともあるし、殺人や自殺に至るケースもある。これだけ深刻なことだと伝えないと、“私は、まだ大丈夫”と、動かないんです」(永松氏)

 残念なことに、相談者の中には、命を落としてしまった人もいたのだそう。追い込まれたとき、自らの命を絶とうとするのは、実は圧倒的に男性。妻と愛人との二重生活でお金が必要になり、借金を重ねるなど、金銭的に追い詰められた結果が多いという。

「不倫をしていると“不倫脳”といって、だんだん感覚がおかしくなっていくんです。これは、また別の例ですが、子どもの友達のお母さんのように、決して関係をもってはいけない女性たちと深い仲になっていることが発覚し、妻と娘から責められた父親が首を吊って自殺未遂を起こしたこともありました」(米山氏)

 相談所では、決して子どもを巻き込んではいけないと指導をしている。しかし、夫の不貞を子どもに話してしまう母親たちがいるのも事実。

「“お母さんを泣かせるなんて。お母さんが何もしないなら、オレが”と、父親を刺してしまった子もいます。これは、ある意味、子どもへの虐待ですよね」(永松氏)

「実は、うちのクライアントのほとんどの人の父親が不倫をしていたんです。そして、自分も夫からされている。幼少期に、我慢して生活を送っている母親を尊敬しながら育っている人ですね」(米山氏)

「子どもの潜在意識に“不倫”が刷り込まれていくんです。大人になった彼らは、不倫を引き寄せてしまう。引き寄せの法則ってありますよね。あれって、いいことだけじゃないんですよ」(永松氏)

 例えば、虐待を受けて育った子どもが、親になったときに自分の子どもに手をあげてしまうことがあるのと同じで、潜在意識は“虐待をしない”、“不倫をしない”という否定の部分を認識しないのだそう。

「その負の連鎖を断ち切るのが、我々の仕事。不倫はいいことか、悪いことか、から始めます。そうやってお話ししていくうちに、やっぱりこの人が好きだから修復したいという方と、離婚しますのふたつに分かれていく。ただ、好きという人の割合のほうが少ないですね。そこは、不倫問題というより、夫婦問題になっていきます」(米山氏)

 相談所では、それぞれの選択にとって最善の解決方法をレクチャーしていくという。

離婚を選択する女性の中には、“結婚したい”という目的を叶えるために、相手を選んだ人がいる。彼女たちが3つの幸せアイテム“子ども、マイホーム、ミニバン”を手に入れたとき、“旦那の浮気”という次のストーリーに続くことが多いそう。

「男が不倫に走るのは、家を買ったとき、昇進したとき、子どもができたとき。という、おめでたいことがあったときなんです。自分に自信がないときに、男は動きません。そこを勘違いされる女性が多い。“あのとき寂しい思いをさせたから”じゃないことも伝えていきます」(永松氏)

 そして、不倫が始まっていないか知るために携帯電話をチェックするといいと語る。

「メールやSNSから始まることが多い。妻だから、どんと構えていなくちゃいけないとか、携帯を見たとは恥ずかしくて言えないなんて、ダメです。始まりをつぶしておかないと、すぐに最悪の事態が訪れるかもしれない」(米山氏)

「携帯は見たほうがいいです。家族を守るために。我々がとらえる不倫は、覚せい剤と一緒。自分ではやめることができないんです。だから、愛があるなら、奥さんがどうにかするしかない」(永松氏)

 スタートは軽い気持ちでも、最悪の事態を迎えることになりかねない不倫。

「なんで私がと思うかもしれません。でも、家族がいれば、誰にでも起こりうること。不幸の連鎖を断つためには、戦うしかないんです」(米山氏)

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