順番を守る事、それが不倫の解決に繋がる
年間3000件近くの相談をお伺いしておりますと、完全に崩してはならない場所というものの存在に気づきます。
不倫の解決へ向けた道のり、そして順番。
愛人に怒りが向いてしまい、叩きたい病やぎゃふん症候群になるのが一番ダメです。
そして行動に移してしまった場合打つ手が無くなる可能性が高いです。
ある意味、夫の許可を与えてしまう行動に成り得ます。
弁護士を介入させてしまったり、裁判にまでなった場合、愛人を追い詰めていると思うのは妻だけなんていうのも日常茶飯事です。
夫にとっても、愛人にとっても、妻のやる行動が想定内になってしまいます。
しかし、妻に取っては想定外の出来事が続きます。
精神的苦痛に対する慰謝料請求、不法行為に対する慰謝料請求、証拠が揃っていれば負ける事はありません。
しかし、この勝利は、不倫の解決として考えた場合、負けのケースが殆どです。
しかも、愛人は大して痛みなんて感じていないのです。
慰謝料にしても、夫が用立てた、夫の実家が用立てた、これらは普通に起こりえる事です。
これは不倫以外の繋がりが二人にあればあるほど、その流れを多く積みます。
出会い系とかだった場合は、その限りではありませんが。
お伝えしたい事は、不倫が起こった、夫婦不仲だったとしても、夫から目を離さない事です。
叩きたい病、ぎゃふん症候群で愛人にロックオンしてしまうという事は、夫の事が二の次になってしまっているのです。
夫が不倫をしたが、夫にバレずにアクションを起こしたい。
これが不倫を解決不能にしている事を知ってください。
巷では、浮気、不倫問題専門カウンセラーや不倫の解決方法、再構築の方法を教えます。
溢れかえってますよね。
何をするにしたって、不倫相手と夫が切れてからでないと意味がありません。
セミナーやワークなんてものは、マニュアルと同じ。
良妻賢母や愛され妻になったとしても不倫は解決しません。
気持ちが楽になるという、あなたの心に蓋をする作業で誤魔化していきます。
夫の不倫の種類?男性性?夫に気持ち?これらは邪魔なコンテンツです。
ぜ~んぶ、愛人も学べる事なのです。
というか、愛人はこれらを素で行っているケースが多いです。
これらの方法は愛人の方法論なんですよね。
浮気・不倫問題によって危機的状況に陥っているのなら、浮気、不倫問題を何とかしなきゃですよね?夫の不倫を知って、様子を見た、夫に謝罪した、自己反省をした、心理系に逃げた、放置した、この状況になってしまった方は、時間が経ちすぎてます。
不倫者同士の繋がりではなく、あなた自身の気持ちや心、蓋の重さです。
そうなると、夫への感情ではなく、愛人への執着が高まっていく事になります。
何よりも先に、浮気、不倫問題の解決であり、順番が大切になってきます。
浮気、不倫問題の解決を考えた場合、向き合うのは夫とです。
愛人ではないですよ。
愛人に対しては、無感情で淡々と事務的にが鉄則です。
向き合うのは、カウンセラーでもなく、コンサルタントでもなく、ブログの仲間でもありません。
そして、一番の敵は、己自身という事を忘れないでください。