不倫を絶対に認めない夫
その裁判!その内容証明!ちょっと待って!!と言ってしまうケースも多いです。
ただの慰謝料請求ならまだ良いのですが。
夫に不倫疑惑があった、妻もある程度確証を持っている。
証拠を揃えている方も多いですね。
妻は意を決して、夫を問いただす。
最初は夫もすっとぼけますよね?そして逆切れの嵐。
このようなやり取りを、何ターンも繰り返していく。
結局、妻は夫に白状させる事ができなかった。
また、妻が愛人に会い、不倫の事を追及した。
言い逃れされて、認めさせる事ができなかった。
そして捨て台詞のように「次、同じ事があったら訴えますから!」「慰謝料を請求しますから!」と言い残す。
気が済まない妻は、法律家から内容証明を送ってもらう。
無視されるケースもありますね。
そして妻は弁護士に相談をしたら、調停をすすめられた。
調停を起こしても、愛人はいっさい認める事がない。
証拠も持っていて、探偵からはこの証拠で通用すると言われている。
そして妻は裁判を申し立てる事になる。
結果として、愛人は最後まで不貞関係を認めないが、判決は不貞あり、慰謝料も認められた。
慰謝料の回収ができたかはこの際おいておいて。
注目しなければならないのは、愛人が一切認めないと言う部分なのです。
裁判では認められましたが、愛人は最後まで認めなかった。
正直、この戦いはボロ負けなのです。
試合に勝手、勝負に負けたという事なのです。
裁判では勝っているので夫の有責性は認められるでしょう。
だから、離婚の延命はできたと言う状態です。
結局、最終的に妻はないがしたかったのか?
当たり前ではありますが、不倫関係は終わっておりません。
この状態にまでなってしまい、何かがおかしいと考えハートスペースに来られた。
やれることは沢山あったのに、なぜそこに向かってしまったのか。
カウンセラーの大きな仕事というのは、妻に暴走させない事、ストップを掛ける事なのです。